現在自動販売機を自宅の敷地内に設置する人が増えています

ある日曜日の午後、天気も良いので友人と一緒に近所を散歩していると、とある一軒家の壁に埋め込まれるような形で飲料関係の自動販売機が設置されていることに私は気付きました。

「あれ!こんな所に自動販売機なんて設置されていたっけ?」私が見覚えの無い風景に首を傾げていると「僕も初見だよ。

多分最近設置されたんだろうね」と友人が返答しました。

確かによく見ると自販機の外側はピカピカに輝いており、あまり風雨にさらされた痕跡が見当たりません。

「それにしてもよくこんな個人宅に自販機なんておけるね。

ちゃんと家の人の許可はとっているのかな」私は疑問に思いました。

すると友人が「許可どころか、多分この家の人が自分から望んで自動販売機をこの場所に設置したんじゃないかな。

メーカーがわざわざ選ぶような地点だとは思えないからね」と発言します。

「一介の個人が希望して自販機を自分の家の敷地内に導入するなんてことがありえるのかい?」私がそう疑問を呈すると、友人は私の世間知らずに苦笑したようでした。

「現在自分の家の土地の空いてるスペースや所有している駐車場に自動販売機を取り付ける人が増えてきているんだよ」私は驚いてしまいました。

個人で購入した自動販売機を設置するのが『自販機オーナー』です

今や街中至るところで見られる自動販売機ですが、その設置基準や運営方法については深く考えたことはありませんでした。

自販機とはそれほど日常の風景に溶け込んでいるモノなのです。

私はどうやら私より自販機についての知識が詳しそうな友人に、個人宅の敷地に置かれている自販機を眺めながら改めて聞いてみました。

「自動販売機というのは商品を提供しているメーカーが設置して運営しているモノだと思っていたよ」「つまり、こういう場合は」と友人が目の前の自販機を指します。

「このお宅の方にメーカーが地代を払ってわざわざ取り付けていると君は思ったんだね。

でもメーカーが選択するにはやや不自然な場所だろう?」確かにこの地点は人の往来が多い通りに面してはいますが、自販機を設置するにはより相応しい場所が他に沢山あるように感じます。

自動販売機を設置した場合

「もちろん昔から飲料を始めとする自動販売機の運営事業はメーカーが主にやってきたのは間違いないよ。

でも最近になって個人が自発的に自動販売機を購入して自分の望む場所に設置する『自販機オーナー』が増えているんだ」『自販機オーナー』という聞き慣れない単語は私の耳に新鮮に響きました。


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